雑誌
『月刊雑誌』2013年9月号
Vol.59 No10 通巻866号
看護技術2013年9月号
侵襲時の適切な看護をマスター! 生体侵襲と生体反応
編集協力/小泉雅子(東京女子医科大学病院,急性・重症患者看護専門看護師)
B5判/104頁/定価1,320円(本体1,200円+税10%)
401090
- ●説明
特 集
侵襲時の適切な看護をマスター!
生体侵襲と生体反応
編集協力/小泉雅子(東京女子医科大学病院,急性・重症患者看護専門看護師)
クリティカルな状況にある患者の病態を的確に把握するためには,生体侵襲と生体反応への理解が不可欠です.しかし,SIRS,Bacterial Translocation,MODSなど,複雑で難解な病態に挫折した経験はないでしょうか?
当然,これらの知識を知っておくことは重要なのですが,さらに重要なのは侵襲の時期に合わせて適切な看護ケアを実施することです.そして,看護ケアそのものが侵襲になることも忘れてはいけません.
本特集では,侵襲は何によって受けるのか,侵襲によって身体にどのような異変が生じるのか,侵襲後の身体の変化はどの時期にみられるのかなど,サイトカイン,ホルモン・神経などの基本的な事柄を交えて解説します.(編集部)
Part1 生体侵襲とは/清野雄介
Part2 生体反応とは
❶神経系の反応/土井健司
❷内分泌系の反応/土井健司
❸炎症反応―免疫系の反応/清野雄介
❹代謝系の反応/清野雄介
Part3 侵襲後の経過と看護ケア/梅田亜矢
Part4 生体侵襲への看護
❶循環器/山中源治
❷脳神経/小島 朗
❸外 傷/木澤晃代
連 載
◆急変・急患の病態把握に活かす 看護師のための臨床推論覚書
めまいのキラーディジーズを見逃すな!/徳田安春
◆気になる疑問をスッキリ解決! Dr.今津の漢方薬入門
漢方医学を調べてみよう!/今津嘉宏
◆院内トラブルを防ぐ 看護師のための対人対応力講座
「なぜ?」身に覚えのないクレームの原因について/小山美智子
◆清水哲郎による 臨床倫理のススメ
様々な事例 @本人・家族の主体的な治療選択を支える/清水哲郎
◆研究レポート
解熱処置に関する病棟看護師とICU看護師の意識の相違/桂畑 隆・古舘周子
◆日々の看護に生かすQ&Aシリーズ
KYT/黒川美知代
心電図/佐藤麻美
人工呼吸器/野口裕幸
感染管理/塚田真弓
- ●その他
- 10月号は2013年9月20日発売!
特集
抜管前後の管理とケアがまるわかり!人工呼吸器ウィーニング
編集協力/佐藤麻美(公益財団法人心臓血管研究所付属病院 ICU・看護師)
人工呼吸器のウィーニングと,その前後に焦点を当て,観察やケアのポイントについて解説する特集です.ウィーニング時や抜管前後に見るべき観察ポイント,実施される処置の内容とそれに関連するケア,合併症など,人工呼吸器装着患者を看るうえで知っておくべきことを,図表やイラスト,写真を多く盛り込んで解説します.実際に人工呼吸器のウィーニングを実践している看護師だけでなく,人工呼吸器装着患者の看護にあたるすべての看護師が臨床現場で活用することができる一冊です.
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
2013年10月増刊号 2013年9月20日発売!
特集 早期離床に向けた5つのアプローチ
リハビリテーション入門
運動器,呼吸,心臓,脳卒中,摂食・嚥下
編集協力/道又元裕(杏林大学医学部付属病院・看護部長)
看護師による早期離床に向けた介入は,廃用症候群や呼吸器・循環器合併症などの予防に加え,患者の短期・長期的なQOLに影響を及ぼします.つまりは看護師の介入によって患者の予後が大きく左右されることから,リハビリテーションに関する確実な知識は身につけておきたい知識(スキル)の一つです.
そこで本特集では,臨床で様々なチームアプローチが実践されている5つのリハビリテーションを紹介し,離床を進める際の知識や視点,技術など実践的なスキルを学ぶことを目的とします.
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
2013年4月臨時増刊号 好評発売中!!
特集 認知症・せん妄・うつ病患者へのケア――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
看護管理者・看護教育者のための総合誌「看護展望」も好評発売中!!