書籍
楽しくなる看護研究 第1版
著:上野栄一・出口洋二・一ノ山隆司
B5判/176頁/定価2,530円(本体2,300円+税10%)
ISBN:978-4-8392-1460-9
第1版/2012年 01月
- ●説明
- <ホームページリニューアルのお知らせ>
平素は格別のお引立てを賜りまして、誠にありがとうございます。
この度、当社のホームページにつきまして、より見やすく、快適に利用できるように、構成やデザイン、および一部仕様を一新いたします。
また、リニューアルに伴い、商品のご購入方法が変更となります。
・オンライン書店での購入。
・最寄りの書店(刊行物取扱い書店をご覧ください)
購入はこちらから(オンライン書店E-honサイトへ)
これまでとご利用方法が異なりますので、あらかじめご了承ください。
ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解いただきますようお願い申しあげます。
- ●目次
- 本書は、看護研究の進め方について、「テーマの決定」から「研究デザイン」、「論文作成・発表」まで、研究の流れに沿って具体的に解説します。多くの図表を用いることで、視覚的に学ぶことができる構成となっています。看護研究にまつわるエピソードやコラムも充実しているので、看護研究をより身近なものと捉え、楽しく取り組めるようになります。
←こちらをクリックすると商品の一部を閲覧できます
《著》
上野 栄一(福井大学医学部看護学科教授)
出口 洋二(福井大学医学部看護学科教授)
一ノ山隆司(国際医療福祉大学小田原保健医療学部准教授)
第T章 看護研究とは
1 看護研究の意義
1.研究は、疑問を抱くところから始まる 2.看護研究の歴史 3.看護研究を行う意義
4.看護研究における教育、理論、実践との関係
第U章 看護研究のプロセス
1 研究テーマの決め方
1.問題点の把握 2.テーマの決定
2 研究計画立案
1.研究デザインの意味するもの 2.研究デザインの決定 3.研究計画書の書き方
4.科学研究費補助金研究実施計画書の記載方法
3 看護研究の倫理的配慮
1.看護者の倫理綱領 2.研究にあたっての倫理的配慮とその記述 3.研究対象者への説明・同意書の記載
4.倫理審査委員会
4 看護研究の進め方
1.看護研究を進めるための前提条件とプロセス 2.看護研究に取り組むための準備性と継続性
第V章 文献検索とクリティーク
1 文献検索
1.文献の種類 2.文献検索の種類 3.入手した文献の整理方法
2 論文のクリティーク
1.論文のクリティーク 2.クリティークに必要な知識 3.クリティークの方法 4.効果的なクリティークの方法
第W章 看護研究のデザイン
1 研究デザインとは
1.研究デザイン 2.研究のタイプとプロセス
2 量的研究
1.量的研究の特徴 2.量的研究のデザイン 3.数量データのビジュアル化 4.アンケート調査 5.実験研究
3 質的研究
1.質的研究のアプローチ 2.質的研究の種類 3.質的研究におけるデータの収集方法 4.カテゴリーの生成
5.質的研究の評価 6.パソコンを利用した質的研究:内容分析 7.インタビューのスクリプト標記と分析方法
第X章 データの分析と尺度開発
1 データの分析
1.基本統計量 2.データ分析
2 尺度開発
1.尺度開発とは 2.尺度開発の手順 3.尺度開発の統計学的検証
第Y章 論文・抄録の書き方
1 論文・抄録とは
1.論文作成の意義 2.論文に求められるもの 3.論文の種類と抄録
2 論文・抄録の書き方
1.論文作成の基本事項 2.論文の書き方 3.抄録の書き方
第Z章 看護研究発表の実際
1 看護研究発表の準備
1.演題募集 2.演題内容と発表形式 3.抄録 4.参加登録 5.採択と不採択
2 効果的なプレゼンテーション
1.プレゼンテーションの目的 2.プレゼンテーションのポイント 3.口演発表
4.プレゼンテーション技術の向上 5.示説発表(ポスターセッション)
付 録 看護研究に役立つ用語集
Column
EBMとEBN/PICOを利用した研究テーマの決め方/「卒業研究」の指導/臨床での看護研究相談会/
興味・関心をもつことの大切さ/演繹法(的)と帰納法(的)からみた研究の考え方/
統計・研究手法を学ぶための参考図書/APAの文献表示/学会への入会意義/発表者と共同研究者/
研究の可視化/看護管理者と研究/看護部としての看護研究支援
- ●その他
- 正誤表