書籍
感染管理ベーシックブック 第1版
編集:大滝周・福岡絵美
B5判/124頁/定価2,200円(本体2,000円+税10%)
ISBN:978-4-8392-1669-6
第1版/2020年 11月
- ●説明
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- ●目次
- 看護師や医療専門職を目指す学生にとっては卒業までに身につけたい、医療従事者は今さら聞けない感染管理の基本を、イラストと写真でやさしくていねいに解説しました。
感染管理の考え方・手指衛生の方法・タイミング、臨床現場での標準予防策の実際など、臨床現場で必ず使える知識が、楽しみながら学べる一冊です。
《編集》
大滝 周(昭和大学保健医療学部)
福岡絵美(昭和大学横浜市北部病院 感染管理認定看護師)
○第1章 感染(感染症)って? なぜ対策が必要なの?
1.感染と感染対策
❶感染と感染症とは
❷感染の成立とは
❸外因性感染と内因性感染
❹感染症の経路
❺医療関連感染(Healthcare-AssociatedInfection:HAI)
❻感染対策とは
〇第2章 標準予防策とは?
1.標準予防策(スタンダードプリコ―ション)
❶標準予防策(スタンダードプリコ―ション:Standard precautions)とは
❷標準予防策を実施する目的
❸標準予防策の要素
2.手指衛生
❶手指衛生とは
❷手指衛生のタイミング
❸手指衛生の方法
3.個人防護服
❶個人防護具とは
❷個人防護具の種類
❸PPEの選択方法
❹個人防護具の脱着方法
〇第3章 感染経路別予防策とは?
❶感染経路別予防策とは
❷感染経路別予防策を実施する目的
❸感染経路とは
❹感染経路別予防策
〇第4章 標準予防策の実際をのぞいてみよう♪
1.医療従事者の身だしなみ
2.標準予防策を考える前の準備
❶外来の環境
3.外来
❶外来の環境
4.入院当日
❶病棟(病室)の環境
❷手指衛生のタイミング
5.手術に向けた準備(術前の準備)@:臍処理
❶感染性廃棄物
6.術前の準備A:除毛
❶手術部位感染
7.術前の準備B:末梢静脈内カテーテル(点滴)挿入
❶中心ライン関連血流感染
8.術前の準備C:口腔ケア
❶周術期口腔機能管理
9.手術室入室
❶手術室の環境
❷手術室での服装
10.麻酔導入
❶人工呼吸器関連肺炎
11.手術に向けての準備
❶手術時手洗い
❷滅菌ガウンの着脱
12.術中@
❶洗浄と消毒と滅菌
❷滅菌物の取り扱い
13.術中A:手術操作
❶手術で用いる器械
❷鋭利物の取り扱い方法
14.術中B:尿量測定
❶膀胱留置カテーテル関連尿路感染
15.術中C:出血量の測定
❶器械・ガーゼカウント
❷出血量の測定
16.手術室退室(手術終了〜退室)
❶手術室退室の流れ
17.術後@:病棟帰室(手術直後)
❶手指衛生のタイミングとPPEの選択
18.術後A:排液量測定
❶ドレーン管理
19.術後B:創傷管理
❶創傷の管理
20.術後C:リハビリテーション
❶早期離床と早期からの積極的なリハビリテーション
〇第5章 職業感染対策(血液・体液曝露対策)とは?
1.血液や体液による感染のリスク
2.血液や体液による曝露への予防
❶針刺し切創予防
❷粘膜/創傷汚染
3.血液や体液による曝露後の対応
4.医療従事者とワクチン接種
〇第6章 卒業前(在学中)から繋がる感染管理教育とは?
1.なぜ卒前に感染管理の教育が必要なのか?
そのための環境づくりはどのようにあるべきか?
2.実際の教育プログラムの紹介
3.卒業前に学んだ感染管理教育は、どのように臨床の現場で活かされるの!?
4.コロナ渦でも、感染対策は標準予防策が基本中の基本。学生のうちからしっかり身につけよう!