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雑誌

看護技術2017年2月号

『月刊雑誌』2017年2月号
Vol.63 No2 通巻914号

看護技術2017年2月号

がん患者の痛みのケア
編集協力/小島悦子(日本医療大学保健医療学部看護学科 准教授)
がん看護における 補完代替療法の エビデンス
編集協力/神里みどり(沖縄県立看護大学 教授)
B5判/96頁/定価1,296円(本体1,200円+税8%)
401020


●説明
第1特集


がん患者の痛みのケア
編集協力/小島悦子(日本医療大学保健医療学部看護学科 准教授)

 がん患者の多くは痛みを抱えており,その痛みをコントロールすることは,患者がよりよい生活を送るうえで重要である.がんの痛みは身体的な苦痛のみならず,心理的苦痛や社会的苦痛,スピリチュアルな苦痛が関連し合うトータルペインであり,心理的苦痛などによって痛みが強まり,薬物療法だけでは痛みを取りきれないことも多い.したがって,がん患者の痛みのケアにおいては,まず患者の痛みを全人的な痛みととらえ,患者の訴えを受け止めて,その患者の抱える痛みに対して適切なケアを行うことが必要である.
 本特集では,がんの痛みの原因やメカニズムや,痛みのアセスメントとケアのポイントを解説し,困難事例への対応について事例をとおして紹介する.

Part1 がんの痛みの原因とメカニズム/小島悦子

Part2 がんの痛みのアセスメント/菊地美香

Part3 がんの痛みのケア
 @ 薬物療法/小島悦子
 A 非薬物療法/池見亜也子

Part4 事例にみるケアの実際
 @ 骨転移のある患者/菊地美香,小島悦子
 A 在宅療養者/小島悦子,菊地美香
 B 認知症高齢者/吉本 歩
 C 小児/柏木順子


第2特集


がん看護における
補完代替療法のエビデンス

編集協力/神里みどり(沖縄県立看護大学 教授)

 がん看護においては,患者の苦痛を軽減するためにマッサージやアロマテラピーなどの補完代替療法が用いられることがある.また,がん患者やその家族は,治療後の生活が長期化したり,治療の選択肢がなくなったりすることにより,健康食品の利用など様々な補完代替療法に関心をもつことも多い.一部の補完代替療法に関しては,研究によって有効性,安全性がある程度示されているが,多くはエビデンスが少なく,場合によっては悪影響を及ぼすと考えられているものもある.がん看護にかかわる看護師には,これらの補完代替療法の知識をもち,日々の看護に活用するとともに,患者・家族が関心をもっている,またはすでに行っている補完代替療法が安全なものかを判断し,十分な情報提供を行うことが求められる.
 本特集では,がんの苦痛症状の緩和のための補完代替療法のエビデンスについて紹介し,看護師が適切に実践,情報提供を行うための一助となることをねらいとする.

Part1 がん看護に用いられる補完代替療法/神里みどり

Part2 看護師が行う補完代替療法のエビデンス/宮内貴子

Part3 患者・家族が行う補完代替療法のエビデンス/大野 智


連 載


がん患者の症状マネジメント
  呼吸困難/尾鮎美

PICSの予防と対策
  チームでつなぐPICS対策/中川 遥

エンドオブライフケア:実践知が導くケア技術
  看護の実践知とエンドオブライフケア/谷本真理子

Q&A
  血液ガス編/野 洋
  人工呼吸器アラーム対応編/石井宣大
  人工呼吸器グラフィックモニタ編/奥田晃久
●その他
3月号は2017年2月20日発売!

第1特集


認知症高齢者への食事支援
編集協力/千葉由美(横浜市立大学医学部看護学科 教授)

 認知症高齢者は症状が進行すると“食事を拒否する” “食べ物を口に含んだまま飲み込まない” “むせる”などの食事に関する行動障害があらわれるが,どのように対処すれば食べてくれるのかがわからず難渋する医療者・介助者も少なくない.食べられない状態が続くことによって低栄養による筋力低下やさらなる摂食嚥下機能低下が生じ,予後にも大きな影響を与えてしまう.こうした事態を防ぐためにも,医療者・介助者は認知症高齢者の“食べない・食べられない”理由をアセスメントし対応できることが求められている.
 そこで本特集では,認知症と摂食嚥下障害の特徴について解説するとともに,食事時における行動障害への具体的な対応方法について解説する.


第2特集

高齢・認知症がん患者の意思決定支援
編集協力/柏田孝美(三井記念病院 がん看護専門看護師)

 認知症をもつ高齢がん患者の意思を尊重した治療選択や療養場所の決定を行うためには,患者の意思決定能力を査定し,多職種での検討や倫理コンサルテーションなどを行いながら,意思決定までのプロセスをていねいに進めていくことが重要である.本特集では,認知症をもつ高齢がん患者の意思決定支援に必要な知識と支援のポイント,支援の進め方を紹介する.

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特集 エンドオブライフケアにおける意思決定支援
    その人らしく生きぬくために医療者ができること
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特集 急性症状・外傷の初期対応
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特集 全身疾患による皮膚症状と看護ケア
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