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雑誌

看護技術2016年6月号

『月刊雑誌』2016年6月号
Vol.62 No7 通巻905号

看護技術2016年6月号

患者に応じた支援に活かす 血糖パターンマネジメントの 考え方と実践
編集協力/瀬戸奈津子,水野美華
認知行動療法を活用した 糖尿病患者への療養支援
編集協力/井澤美樹子
B5判/96頁/定価1,296円(本体1,200円+税8%)
401060


●説明
第1特集


患者に応じた支援に活かす
血糖パターンマネジメントの
考え方と実践


編集協力/瀬戸奈津子(関西医科大学看護学部設置準備室)
     水野美華(原内科クリニック/京都大学大学院医学研究科 糖尿病看護認定看護師)

 血糖パターンマネジメントとは,単にインスリンの調整を行うだけでなく,食事や運動,ストレス,疾病の指標を検討するという,すべての糖尿病治療を含む血糖コントロールの包括的方法である.血糖値は患者の日常生活に密接に関係しているため,看護師は個々の患者の生活背景を理解し,包括的なアセスメントのもと,患者の生活に合わせた血糖管理を行えるよう調整することが求められている.また,糖尿病を抱えながら基礎疾患の治療を行っている患者にとっては予想外の高血糖や低血糖によって治療やケアが変更になる場合がある.このような事態を回避するためにも,看護師が患者の血糖パターンをとらえ,適切な支援を行っていくことが大事である.
 そこで本特集では,血糖パターンマネジメントの考え方について解説するとともに,支援の実際を解説することで,糖尿病療養者に対して効果的かつ適切な療養支援ができることをねらいとする.

Part1 血糖パターンマネジメントとは/橋八重子

Part2 血糖パターンマネジメントの適応/平岡めぐみ

Part3 血糖パターンマネジメントの進め方/村内千代

Part4 血糖値に影響を及ぼす要因とアセスメントポイント/水野美華

Part5 血糖パターンマネジメントにおける患者への支援・対応/肥後直子

Part6 血糖パターンマネジメントの実際
 @ がん患者の血糖パターンマネジメント/吉田多紀
 A 間食習慣のある患者の血糖パターンマネジメント/萩原寛美
 B 膵全摘出後の患者の血糖パターンマネジメント/橋八重子
 C 1型糖尿病患者の血糖パターンマネジメント/山村真紀
 D 胃切除後後期ダンピング症候群の血糖パターンマネジメント/平岡めぐみ


第2特集


認知行動療法を活用した糖尿病患者への療養支援

編集協力/井澤美樹子(公立大学法人 青森県立保健大学健康科学部看護学科 講師)

 糖尿病をもちながら生活する人々は,様々な療養法を自分の日常に組み込み,継続することを期待される.しかし,行動を変え,継続することは大変な負担を伴う.このような「糖尿病とともにある生活」に対して,看護師は,どのようなかたちでサポートできるのかについてこれまで考えてきた.
 人間の感情や行動は現実に起こっている事実からつくられているのではなく,その事実をどのように解釈し意味づけているかによって形成される.この解釈と意味づけが認知といわれるものである.認知には偏り(歪み)があり,その偏りのある認知をバランスの良い認知に修正することで,感情や行動は変わるという認知行動療法の理論や技法を糖尿病看護に活用できることがわかってきた.
 本特集では,認知行動療法の理論や技法の一部を解説し,糖尿病看護に認知行動療法のエッセンスを活用した実際を紹介する.さらに,認知行動療法を日々のケアで実践できる看護師教育プログラムについても紹介する.

Part1 糖尿病とともに生活する人へ認知行動療法のエッセンスを活用するための基礎知識/井澤美樹子

Part2 事例にみる認知再構成法を活用したアプローチ
 @ 状況の同定が難しかった事例/山田基矢
 A 過小評価・全か無か思考の自動思考の偏りの修正により気分が楽になった事例/井澤美樹子

Part3 認知行動療法を糖尿病看護に活用できる看護師教育プログラム/市川美奈子


連 載


皮膚からみる全身疾患
  抗がん剤投与後の紅斑をみたら/金児玉青

看護師のためのファーストエイド実践
  食事中に右上肢脱力を訴える患者/松尾直樹,増山純二

がん患者の生活支援
  がんに伴う創部の問題/芦澤紀実枝

訪問看護師は病棟看護師から何を知りたいか,知っていてほしいか
  透析を導入されて在宅に戻る患者の連携,支援体制/長尾典子

ベッドサイドモニタQ&A
  血糖値/伊藤百惠
  カプノメータ/瀬名波栄克
  IABP/上澤弘美
●その他
7月号は2016年6月20日発売!

第1特集


病棟看護師による
COPD患者の療養支援

編集協力/竹川幸恵(大阪府立呼吸器・アレルギー医療センター 慢性疾患看護専門看護師)

 COPD患者は在宅療養が中心となるが,在宅酸素療法の導入時,急性増悪時などに入院し,病棟看護師がケアや患者教育を行う機会も多い.しかし,そこで患者の生活状況や性格などの個別性を考慮して教育できなければ,教育内容が退院後の生活に生かされず,結果として病状の悪化や再入院を招く.
 本特集では,病棟看護師が患者の個別性を踏まえた支援ができるようになることをねらいとし,COPD患者の療養支援における病棟看護師の役割と基本的な患者教育プログラムについて解説したうえで,COPD患者のケアと患者教育について事例をとおして紹介する.

第2特集

COPD患者の継続看護
編集協力/竹川幸恵(大阪府立呼吸器・アレルギー医療センター 慢性疾患看護専門看護師)

 COPD患者が在宅でも継続して治療を続けるためには,入院中のみならず,退院後も継続的に支援していく必要がある.
 本特集では,看護専門外来,訪問看護の取り組みとともに,ICON(石巻地域COPDネットワーク)における地域連携の取り組みをとおしてCOPD患者の継続看護について紹介する.

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    認知症高齢者の世界を知り,適切な支援を探る
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特集 急性症状・外傷の初期対応
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特集 全身疾患による皮膚症状と看護ケア
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