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雑誌

看護展望2011年10月号

『月刊雑誌』2011年10月号
Vol.36 No11 通巻448号

看護展望2011年10月号

短時間正職員制度 運用上の課題と解決策
知ってトクする数字の話 病院会計の基礎知識
B5/88頁/定価1,540円(本体1,400円+税10%)
402100


●説明

 


特集

短時間正職員制度
  運用上の課題と解決策


看護師が働き続けることのできる環境を整える。看護師不足に悩む病院にとって、これは何よりも優先して取り組むべき課題です。そのためには、看護師の大半を占める女性のライフイベント、すなわち出産や育児に直面しても働き続けることのできる制度が必要です。その一つが短時間正職員制度であり、厚生労働省や日本看護協会ではワーク・ライフ・バランス支援策の要として推進しています。本特集では、制度を導入する際に生じる課題と、それに対してどのように対処すればよいのかを、実際に導入した病院の事例から学びます。



マネジメントスキルアップ特集

知ってトクする数字の話
  病院会計の基礎知識
 


病院も民間事業会社と同様に、ヒト・モノ・カネ・情報・時間という経営資源を用いてマネジメントを行っています。であるならば、私たちの日々の業務は医業収益にどのように貢献しているのでしょうか? 有効に経営資源を活用できているでしょうか? 決算書にはどのような情報が記載されているのでしょうか? 今回は病院会計の基礎知識を学んで、数字を使ったマネジメントの視点を身につけていきたいと思います。


 

●目次




特集 

短時間正職員制度
運用上の課題と解決策


看護職への短時間正職員制度の導入 
/小川 忍(公益社団法人 日本看護協会)

現場の実態を踏まえた短時間正職員制度設計の取り組み
/渡邊くみ子(医療法人新青会 川口工業総合病院)

短時間正職員制度 運用の取り組みと今後の展望
/佐藤久美子(社会医療法人財団石心会 川崎幸病院)

現場師長が鍵を握る 短時間正職員制度定着への取り組み
/畑中美智子(福井県済生会病院)



マネジメントスキルアップ特集―――――――――――――――


知ってトクする数字の話
病院会計の基礎知識


執筆/赤松育子(学校法人産業能率大学 総合研究所)



○経営活動の成果とは何か

○病院会計のしくみ

○収支管理のコツ

○収益性分析

○安全性分析

Challenge Test

解答・解説


 



SERIES――――――――――――――――――――――――――

看護管理者・教育者のためのICT活用法

Vol.2
データと情報の相違
/前田樹海(東京有明医療大学看護学部)



■実践! PBL教育
  現場に即した展開法


Vol.10
看護実践力を伸ばすためのPBL教育評価A 
授業運営の評価
/常盤文枝(埼玉県立大学保健医療福祉学部看護学科)


山内豊明先生が教える
  指導者のためのフィジカルアセスメント教室
  必須知識・技術と指導のポイント

Vol.14
循環器系のフィジカルアセスメントC
血圧測定
/山内豊明(名古屋大学医学部基礎看護学講座)



SPECIAL REPORT――――――――――――――――――――


特別レポート

スウェーデンにおけるがん患者のターミナルケアシステム
/宮アコ子(四日市看護医療大学看護学部)・他




CONTRIBUTION――――――――――――――――――――


投稿

訪問看護ステーションで大学教員が研修することの意義
/飯野矢住代(久留米大学医学部看護学科)・他



INTERVIEW――――――――――――――――――――


かんごじんの声
 
Vol.10 社会保険京都病院 看護科長 看護局学術担当・教育責任者 上山さゆみ さん



BOOK――――――――――――――――――――――――――――


こころをみつめる

ごとうやすゆき 著
『ダメ犬 グー 
11年+108日の物語』
/皆藤 章




NEWS―――――――――――――――――――――――――


Scope 今月の動き

介護保険サービス利用者
過去最多の492万8200人に

各国の看護師活動の広がり
予防の視点での活動へ



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次号予告  11月号(第36巻第12号) 2011年10月25日発売


 


特集  

現場運営の成否を決める
看護主任の能力アップ


看護主任は最も身近にスタッフや患者と接する管理職であり、現場の看護の質を向上させるためには彼らの育成・成長が鍵となります。では、看護主任にはどのような能力が求められるのでしょうか。病院組織全体の戦略から考える看護部長の視点、病棟を運営する視点から考える看護師長の視点、さらに、看護主任自身の視点から、それぞれどのような能力が求められ、そのためにどのような教育や訓練が必要なのかを解説します。

役職別の視点から見た 看護主任に必要な能力と伸ばし方

看護部長の視点から
/大島敏子(日本看護連盟)

看護師長の視点から 
/小山田富美香(横浜市立大学附属病院)

看護主任自身の視点から
/野村智子(財団法人神奈川県警友会 けいゆう病院)





マネジメントスキルアップ特集


部下を伸ばす“叱り方”


/笠井徳子(株式会社ヒューマンスキル開発センター・代表取締役)


リーダーシップを発揮する立場になると、いろいろな“かかわり方”のバリエーションが必要になってきます。そのなかのひとつに、“叱ること”があります。叱ることはほめることと違って相手がどう受け止めるかが気になるものですね。ついつい躊躇してタイミングを逃してしまう、そんな不自由さを感じている人も多いのではないでしょうか。あなたは人を叱れる方ですか? 叱ることにプレッシャーがかかるほうですか? あるいはまったく叱れないほうですか? 叱れない人も、“叱る”スキルが身につくよう、一緒に考え、トレーニングしていきましょう。

1.「叱る」とは
2.TA(交流分析)で「叱る」を理論的に学ぶ
3.あなたはどれだけ叱れますか?
4.叱れる人になる
5.スキルトレーニング


 


※11月号の掲載内容は一部変更になる場合がございます。予めご了承ください。



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1月臨時増刊号も好評発売中!   2010年12月25日発売


 


特集  ナースマネジャーが身につけたい 人を育てる12のワザ


PARTT◇人を育てるマネジメントスキル


PARTU◇人を育てる組織の支援




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