看護を中心に医療・保健・介護福祉の発展を支え続ける専門出版社

雑誌

看護展望2010年12月号

『月刊雑誌』2010年12月号
Vol.35 No13 通巻437号

看護展望2010年12月号

看護職の主体性を高める 専門職としての意識と技術の向上
シンボルづくりで組織を活性化
B5/88頁/定価1,540円(本体1,400円+税10%)
402120


●説明

 


特集

看護職の主体性を高める
  専門職としての意識と技術の向上


看護師は専門職であり、看護ケアを行うことに関する権限と責任をもっています。
しかし、実際にはさまざまな理由から、主体的に看護ケアを行うことができない
看護師も多いようです。
本特集では、看護師の自身の職務に対する意識や、主体性に影響するさまざまな
要因を考察するとともに、看護師の主体性を高めるために行われているさまざまな
取り組みや工夫を紹介します。



マネジメントスキルアップ特集

シンボルづくりで組織を活性化 


看護部の特徴、魅力を凝縮したシンボルとなる言語を持つことは、看護部組織が
共有する誇りの顕在化です。このシンボルづくりのプロセスは、自分たちの看護の
問い直しや組織の魅力に気づき、組織を活性化させる最大のチャンスです。
今回は、採用広報活動をシンボルづくりの場として活用して、看護部を活性化させる
ノウハウをお伝えします。


 

●目次


 


特集 

看護職の主体性を高める
専門職としての意識と技術の向上


看護職が主体的に判断して行動することの意義
/加納佳代子(神奈川県立保健福祉大学准教授)

主体性を支える「看護の視点」と「自信」の育成
/長谷川美穂(社会保険船橋中央病院)

中堅以降看護師の主体性を導く教育プログラムの改善と実践
「個」の教育サポートシステム「三浦塾」の取り組み
/嘉山静子(三浦市立病院)

チームアプローチのなかで発揮される看護職の主体性
 回復期リハビリテーション病棟における医療の質と看護の課題
/小林由紀子・嶋 亜希(初台リハビリテーション病院)



マネジメントスキルアップ特集――――――――――――――――


シンボルづくりで組織を活性化
 


執筆/石田秀朗(テキックス株式会社代表取締役 人事コンサルタント)



○看護部のシンボルとは?


○看護部のシンボルづくりは採用と活性化を同時に実現


○シンボルのつくり方


○事例紹介


○シンボルの有意義な活用法


Challenge Test


解答・解説


 



SERIES―――――――――――――――――――――――――――


師長・主任必読!
  中堅看護師をやる気にさせる人材マネジメント


Vol.5 仕事の成熟度に合わせた状況別リーダーシップ
/金井Pak雅子



一人からでもすぐできる!!
  業務改善 成功への道
  成果を導く達人のマネジメント


Vol.4 委員会活動に時間をかけすぎていませんか?
   忙しい病院だからこそ、IT革命を!
/奥山美奈



■強い主任・師長をつくる リーダーシップ力養成講座

リーダーシップ評価の分析と新たな行動目標の設定 リーダーシップ力アップを求め続けて
/吉田道雄


山内豊明先生が教える
  指導者のためのフィジカルアセスメント教室 
  必須知識・技術と指導のポイント

Vol.4 生命維持のためのフィジカルアセスメント
/山内豊明



学生と共に学ぶ・学生と共に創る
  授業デザイン 教えることの基本となるもの


生きて動いている授業のデザイン 〜カリキュラム創造〜
/目黒 悟


広がる院内患者会の輪

香川大学医学部附属病院院内患者会「香川がん患者おしゃべり会」
/蓮井浩美

院内患者会世話人連絡協議会(HosPAC)事務局
/三鍋康彦



BOOK―――――――――――――――――――――――――――――


こころをみつめる

土門 拳
『古寺を訪ねて
 第4 巻 東へ西へ』
/皆藤 章




NEWS―――――――――――――――――――――――――


Scope 今月の動き

延命治療「家族と話し合っている」半数程度
終末期医療への関心は高く


乳幼児突然死症候群(SIDS)理解求め啓発
日本看護協会など協力




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次号予告  1月号(第36巻第1号) 2010年12月25日発売


 


特集  

医療の未来像:「機能分化」と「連携」の鍵となる看護職の役割



2011年の年頭にあたる本特集では、現在の医療提供体制改革のキーワードである
医療機関の「機能分化」とこれらをつなぐ「連携」を切り口に、これからの医療の
あり方を考えます。「機能分化」を進める過程で、それぞれの機能を十分に発揮する
ための「チーム医療」が具体的な方策として注目されています。また、これらの機能を
つなげ、患者が地域において安心して医療、介護を受けられるようにする「地域連携」
の重要性もますます高まっています。現場におけるこれまでの取り組みから得られた
知見や問題点を紹介し、そこから示唆される今後の医療の方向性を示します。



医療機関の「機能分化」と「連携」を重視した医療のあり方
 /小池智子(慶應義塾大学准教授)

これからのチーム医療のあり方と看護職に期待される役割
 /北村愛子(大阪府りんくう総合医療センター市立泉佐野病院)



チーム医療の推進における看護補助者の活用と看護業務の再構築
 /市川幾恵(昭和大学統括看護部)



地域連携の促進を担う看護職のあり方
 /青木和惠(静岡県立静岡がんセンター)





マネジメントスキルアップ特集


納得のいかない仕事を部下に任せるときの対処法


/笠井徳子(株式会社ヒューマンスキル開発センター 代表取締役)


自分自身がその仕事に納得いかないのに部下に指示しなければならないこともあれば、
部下がなかなか納得してくれなくて先へ進めないことなど、「納得する、納得を得る」
ことはなかなか難しいですね。しかし、あなたの長年のキャリアをふりかえってみれば、
必ずいくつかの対処方法が見つかるはずです。事例をもとに、一緒に対処方法を
クリエイトしてみましょう。


 


※1月号の掲載内容は一部変更になる場合がございます。何とぞご了承ください。



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特集  実例に学ぶ フィジカルアセスメント教育
――カリキュラム構築から授業展開まで


PARTT◇フィジカルアセスメント教育に何が求められるのか


PARTU◇実例 12校の教育プログラム




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