書籍
多職種チームのための周術期マニュアル 2
肝・胆・膵癌 第1版
監修:近藤晴彦、編集:上坂克彦
B5判/204頁/定価3,520円(本体3,200円+税10%)
ISBN:978-4-8392-1246-9
第1版/2004年 05月
- ●説明
- 《 本シリーズの目指すもの 》
本シリーズは、クリニカルパスに代表される診療の標準化を軸に、医療チームを構成するそれぞれの職種が自らの専門性を生かしながら、「患者のために」を合言葉に行う周術期治療・ケアのマニュアルとして刊行した。
《 本シリーズの特徴 》
●チームで医療をすすめる際の基本原則を常に「患者のために」に置いて内容を構成し記述した。
●チーム医療における各医療職の役割が明確に記載されている。
●医療の標準化を目指したクリニカルパスを基本としている。
●クリニカルパスの作成にあたっては、ここの治療のシュミレーション、勉強会等を通じて検討・実践してきたことが生かされている。
●各巻の章立てが、クリニカルパスに沿って構成されている。
●患者の外来診療から入院、手術、リハビリテーション、そして退院指導などにかかわる多職種の専門家が、それぞれの専門性を他のチームメンバーに理解してもらい、より有機的な連携に発展することを期待して執筆している。
●最新の知見に基づく図表を豊富に掲載した。
《監修》
近藤 晴彦(静岡県立静岡がんセンター呼吸器外科)
《編集》
上坂 克彦(静岡県立静岡がんセンター肝胆膵外科)
- ●目次
- 第1章 肝胆膵外科領域の疾患と手術
第2章 クリニカルパス
1 肝切除術のクリニカルパス
2 膵頭十二指腸切除のクリニカルパス
第3章 外来診療
第4章 入院を要する術前検査・術前処置
1 肝血管造影
2 内視鏡検査
3 胆道ドレナージ術
4 門脈枝塞栓術
第5章 術前管理・ケアとオリエンテーション
1 肝切除術の術前管理とオリエンテーション
2 膵頭十二指腸切除術の術前管理とオリエンテーション
第6章 手術室における管理・ケア
1 肝胆膵外科領域の麻酔
2 手術室におけるケア・術前後のチェックポイント
第7章 術後管理
1 肝切除術の術後管理・ケア
2 膵頭十二指腸切除術の術後管理・ケア
第8章 退院とその対策
第9章 退院後のフォロー
1 退院へのオリエンテーション
2 退院後のフォロー