看護を中心に医療・保健・介護福祉の発展を支え続ける専門出版社

書籍

社会

看護師教養講座 

社会

執筆/西村 忠 東洋大学名誉教授

A5判/172頁/定価972円(本体900円+税8%)
ISBN:978-4-8392-0718-2
第4版/1998年 11月


●説明
看護に対する社会の期待に応じて、看護の対象である人間や集団を理解するための幅広い知識が必要となってきている。本書は人間性や社会の現実を理解し、社会人としての生き方が学習できるよう配慮した。
●目次
第1章 人間とは何か
 T 人間性と文化
   @ 生の保持
     欲求の充足/心のはたらき/感性のはたらき/知性のはたらき/意志のはたらき
   A 人間と文化
     文化のはたらき/文化ということば/科学のはたらき/教育のはたらき/機械のはたらき
   B 人間と自然
     人間の環境/自然への適応/自然の改善
   C 人間と社会
     人間と生物/生物たちとの共存/人間と人間の問題/私たちの課題

 U 人間の形成
     パーソナリティー/遺伝的なもの/環境的なもの/気質と性格の型/自己形成のために

 V 青年期の諸問題
     おとなへの第一歩/自我のめざめ/感性と理性/友情と恋愛/自己と社会/よりよい人生のために

第2章 人間の生き方、考え方
 T 人間の思想
     人生のいろいろな問題/思想とは何か/私たちの思想

 U 古代ギリシャの思想
   @ 哲学の精神
     神話から哲学へ/無知の知/思慮と真実にめざめよ
   A 真理へのあこがれ
     真理へのあこがれ/四つの徳/理想の国家
   B 中庸の徳
     中庸の徳
   C 幸福の追求
     幸福の追求/幸福は快にある/理性に従って生きよ

 V キリスト教
   @ 義の宗教
     旧 約
   A 愛の宗教
     イエス=キリスト/十字架の死/キリスト教の発展
   B ギリシャ的なものとキリスト教的なもの
     エロスとアガペー

 W 現代ヨーロッパの思想
   @近代精神の思想
     ルネサンス/宗教改革の精神
   A 理性と経験
     知は力である/私は考える、だから私は在る/理性と経験
   B 自由と平等
     幸福追求の権利/社会契約説
   C 理想主義の哲学
     理性への批判/自律の法則/目的の国/絶対精神
   D 実証主義と進化論
     知識発展の三段階/生物は進化する
   E 功利主義
     最大多数の最大幸福/快楽に質的な差/個人の自由の限界

 X 東洋の思想
   @ 仏教の精神
     人生の苦しみ/執着をされ/仏教の成立/大乗と小乗
   A 儒教の精神
     仁の思想/四端の心

 Y 日本の思想
   @ 古代人の心と日本の仏教
     あかき、きよき心/わが国の仏教/他力信仰/自力の道/立正安国
   A 日本の儒教と国学
     日本の儒教/考と誠/もののあわれ
   B 近代の思想
     現代的日本への発展/天は人の上に人を造らず/二つのJ

 Z 現代の思想
   @ 社会主義
     社会問題の発生/マルクス/社会民主主義
   A プラグマティズム
     知は道具である
   B 実存主義
     実存とは何か/良心のよび声/限界状況の中から
   C 現代のヒューマニスト
     ヒューマニズム/非暴力の闘い/生あるものを育む

第3章 現代社会と人間関係
 T 社会と人間の生
     動物と社会/利害の対立/共存の理想/社会生活の必要/共同利益/社会科学の意義

 U 社会集団の構造とはたらき
   @ 社会集団
     人間と社会/基礎的集団と機能的集団/第1次集団と第2次集団
   A 社会規範
     社会規範のはたらき/慣習・道徳・法

 V 現代社会の特色と文化
     大量生産と大衆消費/組織の巨大化/中間層の増大/情報化社会/大衆社会/現代社会の問題

 W 社会集団と人間関係
   @ 家族と地域社会
     家族における人間関係/地域社会における人間関係
   A 職域社会
     職場の人間関係/企業と労働組合/職業の倫理
   B 国家と国際社会
     民族と国家/愛国心/人類愛

 X 民主社会の倫理
     人間尊重の心/自由と公共の福祉/自由と責任

第4章 政 治
 T 国民と政治
   @ 政治のはたらき 
     社会と政治/政治権力
   A 国家と主権
     国家と政治/政治と法・道徳/法のかたち

 U 民主政治の原理と発展
   @ 現代民主政治の発展
     民主主義思想の芽ばえ/民主政治の実現
   A 基本的人権尊重の原理
     自由と幸福の追求/自由権と生存権
   B 議会政治の原理
     国民の代表/多数決の原理
   C 権力分立の原理
     三権分立
   D 議会と政府
     議院内閣制/大統領制
   E 地方自治
     地方自治の意義

 V 日本国憲法の基本問題
   @ 日本国憲法制定の意義
     日本国憲法の成立/明治憲法の特色
   A 基本的人権の保障
     人権の内容/公共の福祉の尊重
   B 国 会
     国会の組織/国会の権限/衆議院の優越
   C 議院内閣制
     国会と内閣/内閣の権限
   D 司法権の独立
     司法権の独立/裁判所の組織/裁判所の権限/法の支配

 W 現代日本の政治の諸問題
   @ 政党政治
     政党の存在意義/政治資金の問題/近年の政党の傾向
   A 選挙制度
     公明選挙/選挙区制
   B 行政の民主化
     民主行政
   C 世論と政治団体
     世論/政治団体/政治的関心を高めよう

第5章 経 済
 T 国民経済の循環と発展
   @ 現代の経済体制
     資本主義の発展/資本主義の明と暗/社会主義の成立と改革
   A 生産のしくみ
     生産と消費/生産の調節と景気の変動/独占の形成
   B 金融のしくみとはたらき
     貨幣のはたらき/インフレーションとデフレーション/日本銀行のはたらき/普通銀行のはたらき
   C 財 政
     国の収入/国の支出/地方財政
   D 貿易と国際収支
     国の経済と貿易/貿易の決済と国際収支/貿易の自由化
   E 国民所得
     国民所得/生産国民所得と分配国民所得/支出国民所得

 U 日本経済の現状と特質
   @日本経済の復興と成長
     戦後復興経済の道/経済の発展と危機
   A 経済成長の条件
     投資と技術革新
   B 生産構造の特色
     重化学工業中心への変化/経済の二重構造

 V 日本経済の諸問題
   @ 労働・雇用問題
     雇用問題の重要性/近年の産業構造
   A 生産性の向上と技術革新
     生産性の向上の必要/技術革新への道
   B 農業と農村問題
     農業の問題点/近代農業への道
   C 中小企業の現状とその対策
     中小企業の現状/中小企業の近代化
   D 長期経済計画と日本経済の発展
     経済計画の必要性/貿易の自由化と日本経済/日本経済の発展の方向

第6章 労働関係と社会福祉
 T 労働関係の改善
   @ 労働問題と労働運動
     労働問題の発生/労働運動の発展
   A 労働関係の改善
     労働組合/団体交渉と労働協約/労働争議と争議行為/争議の解決/労働者の保護/労働問題の課題

 U 社会福祉の増進
   @ 生活問題と社会保障
     生活問題/社会福祉制度/社会保障制度

第7章 国際関係と国際協力
 T 国際社会と国家
   @ 国際社会の現状
     国際社会の成立/国際社会と国際法
   A 国際連合の機構と機能
     国際連合の誕生/国際連合の機構と機
   B 国際経済のはたらきと機構
     国際貿易の問題/経済の復興と発展

 U 国際関係の動向
   @ 戦後国際政治の動き
     冷たい戦争/平和共存へ/民族主義の動き/平和への努力
   A 戦後国際経済の動き
     ヨーロッパの復興と発展/開発途上国の経済発展/国際経済の課題

 V 国際関係と日本
   @ 戦後の国際社会と日本
     国際社会への復帰/アジアと日本/日本の将来

日本国憲法