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書籍

基礎看護技術1

新体系 看護学全書 
専門分野T 基礎看護学

基礎看護技術1

編集/深井喜代子(岡山大学大学院保健学研究科教授)

B5判/394頁/定価3,348円(本体3,100円+税8%)
ISBN:978-4-8392-3293-1
第4版/2014年 12月


●説明
●「なぜこの技術が必要なのか」にこだわりました。学生が自ら考える力を育てられる内容です。看護行為を行う環境や条件が変わったときの対応力を育てます。
●看護技術の手順を表にまとめています。表は,“手順”と“技術のポイント(根拠と留意点)”が横並びで一覧できるので,技術の「なぜ」が理解できます。
●手順の理解に必要不可欠な写真,イラストが豊富です。
●「看護師国家試験出題基準」はもちろんのこと「看護師教育の技術項目と卒業時の到達度」を反映させた内容で臨床実践への応用も十分な技術書になっています。
● 2015 年度に向けた改訂では,基礎看護技術T・Uを通して,根拠のさらなる充実を図り,写真と文章との整合性を高めるとともに,学生が手技を習得するうえでわかりやすいよう,写真をより多く掲載しました。それに伴い多くのご採用校様からいただいたご意見を反映させています。
※コミュニケーション技術(オープン/ クローズドクエスチョン,カンファレンス,コミュニケーション障害への対応)や,安全・安楽の技術での足のマッサージ,終末期における援助におけるグリーフケアの観点など。

● 執筆者 ●
深井喜代子 岡山大学大学院保健学研究科教授
新見 明子 川崎医療短期大学看護科教授
山口三重子 岡山県立大学保健福祉学部教授
宮脇美保子 慶應義塾大学看護医療学部教授
兵藤 好美 岡山大学大学院保健学研究科准教授
岩脇 陽子 京都府立医科大学医学部看護学科准教授
●目次
序 章 看護技術とは
  A 看護技術と看護過程
  B 看護技術の質
  C 看護技術における倫理

【第1編】 看護過程と看護記録

第1章  看護過程の基になる考え方と理論
 T 看護過程とは
 U 看護過程の変遷

第2章 看護過程の構成要素
 T アセスメント
 U 看護上の問題の特定(看護診断)
 V 計 画
 W 実 施
 X 評 価
 Y 事例で学ぶ看護過程の展開

第3章 看護記録
 T 看護記録に関する法的規定
 U 看護記録の目的と意義
 V 看護記録の構成要素
 W 看護記録の記載基準
 X 看護記録および診療情報の取り扱い
 Y 看護学生の医療情報管理

【第2編】 看護の共通基本技術

第1章 ヘルスアセスメント
 T 看護におけるヘルスアセスメント
 U フィジカルアセスメント
  A 体表解剖とフィジカルアセスメント
  B  フィジカルアセスメントにおける基本技術
  C  一般状態のアセスメント@:バイタルサイン
  D  一般状態のアセスメントA:身体計測
  E  系統的なフィジカルアセスメントの実際
 V 心理・社会的状態のアセスメント
 W セルフケア能力のアセスメント

第2章 コミュニケーションの技術
 T コミュニケーションとは
 U 対人関係プロセスとしての看護
  A 看護師と患者の関係
  B 対人関係の成立に不可欠な要件
 V  看護におけるケアリングとコミュニケーション
  A 他者との関係における2つの様式
  B ケアリングの概念の今日的意味
 W 看護理論とコミュニケーション
 X 看護とコミュニケーション
 Y  コミュニケーションのプロセスに影響する要因
 Z  医療における信頼関係とコミュニケーション
 [  疾患に伴ったコミュニケーション障害がある人への対応
 \ コミュニケーションの演習課題6項目

第3章 教育指導技術
 T 看護の教育機能
  A 看護における患者教育
  B セルフケアの概念と教育
  C 看護における健康教育の重要性
 U 指導技術の基本となるもの
  A 対象者の学習ニーズへの対応
  B 健康教育の方向性
 V 指導の対象者と領域
 W 指導の進め方
  A 指導内容と指導方法の決定
  B 指導におけるアプローチの方法
  C 指導のプロセスに影響を及ぼす要因
  D 指導の評価

第4章 感染予防の技術
 T 感染と感染予防策の基礎知識
 U 感染予防における看護師の責務と役割
 V 感染源への対策
  A 医療器材の洗浄
  B 医療器材の滅菌
  C 消毒法
 W 感染経路への対策
  A 手洗い
  B 個人防護用具の使用法
  C 滅菌物の取り扱い
  D 隔離法および感染源の拡散防止
  E 針刺し・切創事故防止
 X 人体の防御機能の増強に向けて

第5章 安全管理の技術
 T ヒューマンエラーの特性と防止
 U 看護事故の構造と防止の視点
 V 看護事故防止のための対策
  A 患者の誤認防止
  B 誤薬防止
  C ライン・チューブトラブル防止
  D 転倒・転落防止
  E 療養環境における危険防止
  F 放射線被曝・薬物被曝の防止
 W 組織としての事故防止対策

第6章 安楽確保の技術
 T 看護における安楽の意義
 U 安楽な体位の保持
  A 基本的な体位
  B 安楽に体位を保持する方法
 V ボディメカニクスの基本用
  A  ボディメカニクスからみた姿勢と動作
  B 看護における力学の応用
 W 様々な安楽確保の技術
  A 呼吸法
  B マッサージ・指圧

【第3編】 心理・社会的課題への援助

第1章 心理・社会的課題への援助
 T 心理的課題への援助
 U 社会的課題への援助

第2章 終末期における援助
 T 終末期におけるニーズと援助
 U 臨終時の看護
  A 臨終前後の患者の状態
  B 臨終まぢかの看護
  C 臨終時の看護
  D 死後のケア
●その他
基礎看護技術U≪目次≫

【第4編】 日常生活の援助技術

第1章 環境を整える技術
 T 環境の諸要素とその調整
  A プライバシーと環境整備
  B 換気と臭気の排除
  C 室温と湿度の保持
  D 騒音の原因と排除
  E 採光と照明
 U 病室と病床の環境調整
  A 病室の環境調整
  B 色彩と備品の調和
  C 病院で用いられる主なベッド
  D 寝具(マトレス)
  E ベッドメーキング

第2章 食生活と栄養摂取の援助技術
 T 食事・栄養摂取の意義としくみ
 U 食事・栄養摂取のアセスメント
 V 患者への食事の援助
  A 医療施設で提供される食事
  B 経口摂取できる患者の食事介助
  C 治療食と食生活の指導
 W 経腸栄養(経管栄養,胃瘻栄養)
 X 中心静脈栄養
 Y 末梢静脈栄養

第3章 排泄の援助技術
 T 排泄の意義としくみ
 U 排泄のアセスメント
 V 排泄の援助
  A トイレを使用した排泄の援助
  B  ポータブルトイレを使用した排泄の援助
  C  差し込み便器を使用したベッド上での排便の援助
  D  尿器を使用したベッド上での排尿の援助
  E おむつ交換
 W 排便障害のある患者の援助
 X 排尿障害のある患者の援助
 Y 排泄に関する処置
  A 浣 腸
  B 摘 便
  C 一時的導尿
  D 持続的導尿(留置カテーテル法)

第4章 活動・休息の援助技術
 T 活動と休息
 U 活動のアセスメント
  A  廃用症候群とそのリスクアセスメント
  B 運動機能のアセスメント
 V 運動機能の維持・回復のための援助
 W 運動機能の低下した人の援助
  A 体位変換
  B  車椅子・ストレッチャーでの移動の援助
  C 座位保持・起立動作の援助
  D 歩行の援助
 X 安静保持の援助
 Y 睡眠の援助

第5章 清潔・衣生活の援助技術
 T 清潔の意義/U 入浴/V 手浴/
 W 足浴/X 陰部洗浄/Y 全身清拭/
 Z 洗髪/[ 口腔ケア/\ 整容/
 ] 衣生活(寝衣交換)

【第5編】 診療に伴う技術

第1章 呼吸・循環を整える技術
 T 呼吸の意義とアセスメント
 U 呼吸を楽にする姿勢・呼吸法
 V 気道分泌物の排出の援助
  A  体位ドレナージ・スクイージング 他
  B 一時的吸引
 W 酸素吸入療法
 X 胸腔ドレナージ
 Y 人工呼吸療法
 Z 体温管理・保温の援助

第2章 創傷管理技術
 T 創傷の基礎知識
 U 創傷の観察
 V 創傷の処置
  A ドレッシング材
  B 包帯
  C 創傷処置の方法
 W 褥瘡の予防
  A 褥瘡発生のしくみ・好発部位
  B 褥瘡の予防
  C 褥瘡の評価と処置

第3章 与薬・輸血の技術
 T 与薬に関する基礎技術
  A 薬物療法の理解
  B 薬物療法における看護師の役割
  C 薬物療法を受ける患者の援助
 U 経口与薬法
 V 外用薬の皮膚・粘膜適用
  A 口腔内与薬法
  B 直腸内与薬法
  C 皮膚用製剤の塗布,貼付
  D 点眼・点入法とは
  E 吸入法
 W 注射法
  A 注射法の基礎知識
  B 皮下注射
  C 皮内注射
  D 筋肉内注射
  E 静脈内注射
  F 点滴静脈内注射
  G 輸液ポンプの操作
 X 輸血療法
  A 輸血療法の基礎知識
  B 輸血療法の方法

第4章  検査に伴う看護技術
 T 検査に伴う看護の役割
  A 検査場面における看護師の役割
  B 検査介助の基本
 U 排泄物の検査
 V 体液・組織の検査
 W 生体検査
 X 洗 浄
  A 胃洗浄/B 膀胱洗浄

第5章 救命救急処置技術
 T 救命救急処置の意義と目的
 U 救急蘇生法
  A 心肺蘇生とは
  B 心肺蘇生の方法
  C AEDを用いた除細動
 V 止血法