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雑誌

看護技術2019年4月号

『月刊雑誌』2019年4月号
Vol.65 No4 通巻944号

看護技術2019年4月号

ABCD-Stomaケアを活用した ストーマ周囲皮膚のスキンケア
編集協力/紺家千津子(金沢医科大学看護学部 教授)
面板の形状別に理解する ストーマ装具の適切な選び方
執筆/小久保恵理 (山梨大学医学部附属病院 皮膚・排泄ケア認定看護師)
B5判/104頁/定価1,404円(本体1,300円+税8%)
401040


●説明
第1特集

ABCD-Stomaケアを活用した ストーマ周囲皮膚のスキンケア
  編集協力/紺家千津子(金沢医科大学看護学部 教授)

 ストーマ周囲皮膚のスキンケアは,皮膚の状態だけでなく,オストメイトのQOLやWell-beingをも左右する.そのためストーマ管理は,ストーマ周囲皮膚への配慮だけでなく,オストメイト個々人の身体的な特徴や状況も視野に入れてケアする必要がある.
 本特集では,日本創傷・オストミー・失禁管理学会がストーマスキンケアツールとして開発した ABCD-Stoma ® ケアを,臨床現場で実践的に活用するために内容を改めて整理しつつ,看護師にとって必須の技術といえるスキンケア方法を紹介する.

第2特集

面板の形状別に理解する ストーマ装具の適切な選び方
  執筆/小久保恵理(山梨大学医学部附属病院 皮膚・排泄ケア認定看護師)

 ストーマ装具は年々種類が増えており,形状や特性も多様になってきている.たとえば,面板ひとつとっても,平面型・凸面型(やわらかい/硬い)・凹面型と,様々なタイプがある.医療者はオストメイト個々人のストーマや周囲の皮膚の状態も考慮したうえで,適切な装具を選択するための知識とスキルを日々更新していく必要がある.
 そこで本特集では装具の特徴や選択の基準などを比較しながら整理することで,ストーマ装具を適切に選択し患者をケアするための知識を提供する.
●目次
ABCD-Stomaケアを活用した ストーマ周囲皮膚のスキンケア

特集にあたって
     紺家千津子

Part1 ABCD-Stomaケアを臨床現場で使用する際のポイント
     小西千枝,紺家千津子

Part2 ストーマ周囲皮膚のスキンケア
  @排泄物の付着がある場合のスキンケア
     片岡ひとみ

  A不適切な装具管理がある場合のスキンケア
     政田美喜

  Bがん薬物療法中のスキンケア
     祖父江正代・他

  C手術部位感染がある場合のスキンケア
     内藤亜由美

  D炎症性腸疾患がある場合のスキンケア
     佐藤 文

  E皮膚感染の疑いのある場合のスキンケア
     木下幸子

Part3 事例にみるABCD-Stomaケアを活用した ストーマ周囲皮膚のスキンケア
  @体型が変化したことでストーマ装具が適切に管理できなくなった患者
     高木良重

  Aストーマ周囲皮膚に強い瘙痒感のある患者
     高橋麻由美

  B退院直後より装具から排泄物が漏れている在宅療養患者
     南部清美


第2特集

面板の形状別に理解する ストーマ装具の適切な選び方

Part1 面板の形状別に理解するストーマ装具の特徴
     小久保恵理

Part2 事例で理解する ストーマ装具の適切な選び方
     小久保恵理


連 載

スキンケア用品の正しい選び方・使い方
形成外科医に診てもらうべき皮膚疾患
  柴田 大,松村 一

患者の“食べたい”を支えるテクニック
口腔状態を整える:食べたいにつながる口腔ケア
  一瀬浩隆

予期せぬ急変の徴候を見逃さない
Rapid Response Systemとは【実践編】
  小野澤圭子

インシデントから学ぶ 日常ケアに潜む落とし穴
チューブ類の自己抜去予防とその考え方
  遠藤敏行

疾患を限定しない緩和ケア
透析患者への緩和ケア:疼痛マネジメント
  千葉恵子

看護現場での倫理的ジレンマに向き合うための考え方
救急外来における倫理的課題と対応
  千葉洋介,習田明裕
●その他
【次号予告】
 2019年5月号は2019年4月20日発売!

第1特集

入院患者のサルコペニア対策  “要介護者” にしないためのケア
  編集協力/若林秀隆(横浜市立大学附属市民総合医療センター リハビリテーション科 講師)

  サルコペニアは,加齢に伴う筋肉量の低下を主な原因とする原発性サルコペニアと,廃用,炎症,低栄養などの明らかな要因がある二次性サルコペニアに分類される.また,不適切な医療介入による低栄養,低活動が原因とされる医原性サルコペニアにも近年注目が集まっている.こうした様々な原因を把握しないままに“とりあえず禁食”や“とりあえず安静”といった対応を行うことで,患者に取り返しのつかない悪影響を及ぼしかねない.
 本特集では,入院患者を“要介護者”にしないために,早期に原因を見極めるアセスメント方法や介入のあり方を整理し,具体的なサルコペニア対策の実践を紹介する.


第2特集

薬剤でフレイル・要介護者にしない! ポリファーマシー対策とリハ薬剤
  編集協力/若林秀隆(横浜市立大学附属市民総合医療センター リハビリテーション科 講師)

 近年,サルコペニア・フレイルの要因として,多疾患併存による薬剤の多剤併用や,不適切な薬剤投与によって患者の生活機能やQOLが低下する「ポリファーマシー」が問題となっている.一方で,サルコペニアやフレイルを予防・改善するアプローチとして,リハビリテーションでの訓練内容を考慮した薬物治療,あるいは薬物治療と連動してリハを実施していく「リハ薬剤」の重要性が提唱されている.
 そこで本特集では,看護師が知っておくべきポリファーマシーの原因と対策,リハ薬剤の考え方について解説する.

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