看護を中心に医療・保健・介護福祉の発展を支え続ける専門出版社

雑誌

看護展望2017年10月号

『月刊雑誌』2017年10月号
Vol.42 No12 通巻529号

看護展望2017年10月号

認知症ケアに関する手順書づくり 認知症患者にやさしい病棟をめざす
B5/88頁/定価1,512円(本体1,400円+税8%)
402090


●説明
特 集
認知症ケアに関する手順書づくり
認知症患者にやさしい病棟をめざす


急性期、回復期、慢性期など病院機能を問わず、どこの病院でも認知症の患者は増加し続
けています。病棟で増え続ける認知症患者の入院環境を整え、ADLの改善や治療を進め
ていくことは、どの病院でも大きな課題の一つです。
この課題の解決に向けて、病棟での認知症患者の積極的支援や認知症ケアの向上を促
すために2016(平成28)年の診療報酬改定で「認知症ケア加算」が新設されましたが、2017
(平成29)年4月時点での日本看護協会の調査結果から、認知症ケア加算1、もしくは認知
症ケア加算2を算定している病院は全体の24.4%に留まっており、その算定要件を満たせな
い最大の理由として、算定に必要となる認知症ケアに関する手順書の作成の段階でつまづ
いている病院が多いことが明らかになりました。
そこで、今回の特集では手順書作りのポイントの解説と、実際に手順書作成に取り組んだ病
院の、手順書作成着手から完成に至るまでのプロセスや手順書内容の紹介などから、手順
書作りに必要な知識を深めていきます。

●目次
TOP MANAGEMENT――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

市民と職員に愛される
自治体立優良病院であるために

伊藤淳子
船橋市立医療センター 看護局長


特  集――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

認知症ケアに関する手順書づくり
認知症患者にやさしい病棟をめざす


認知症ケアに関する手順書作成のポイント
大阪府看護協会作成
『認知症ケアマニュアル』の意図と活用法
〜組織的な取り組みをとおして、現場の認知症対応力・ケアの質向上を目指す〜

/西池靖子・西村みゆき・高須久美子・山田静子・高橋弘枝

病院の特性に応じた「認知症ケアに関する手順書」の作成
当院における「認知症ケアに関する手順書」の作成
/山口幸恵

大島病院の「認知症ケアマニュアル」の作成と活用
〜院内デイケアを導入して〜

/屋敷葉子

認知症看護に関する手順書作成と運用
/津田雅子

ケア加算導入にあたっての
手順書作成の取り組みについて

/吉沢奈美・中村友美

急性期病院における認知症ケアマニュアル作成の
取り組み

/松岡洋子・先ア晴美


管 理―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

実践! チームSTEPPS チーム医療と医療安全の質向上を目指して B
当院におけるチームSTEPPS導入の軌跡とこれから
/永井智恵美

コンピテンシーをより深く学ぶ I
第1ステップの学習会の事例からコンピテンシーを学ぶB
領域2 情報志向、分析的思考(問題解決思考)編

/小林康司

地域包括ケアシステム実現のための病院と地域との連携プロセスを見る I
地域のニーズを知り、連携するためのしくみづくりと
地域活動、在宅がわかる看護師の育成

/比惠島知子


私が今、新人看護師長に戻れたなら I
真摯な姿勢でマネジメントし、ビジョンに向けて
スタッフ全員のベクトルを合わせる

/小坂晶巳


教 育―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

基礎から学ぶルーブリック評価 I
複数の教員で作成するルーブリック
/森田敏子

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
Topics
外国人患者、8割の病院が受け入れー厚労省実態
調査結果よりー/認定看護師が合計1万8728 人に
認知症分野では1000人突破ほか

/渡辺美佐緒


行政の動き
北朝鮮のミサイル発射威嚇で「防衛大綱」見直し防
衛相が米国に伝える/高額療養費、高額介護サー
ビス8月から見直し始まるほか

/水巻中正

私のロールモデル I
看護の面白さ、醍醐味を伝え、
一人ひとりのキャリアを考え、支援する

/佐藤博子

二宮敦人著『最後の医者は桜を見上げて君を想う』
/皆藤 章



●その他
2017年11月号――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
特集:ICTを活用した
新しい看護教育の形を探る

 
小・中・高の教育現場では、ICTを活用した授業展開が年々拡大して
きており、様々な形のデジタル教材やクラウド端末に触れて教育を受け
てきた世代が、看護基礎教育を学ぶようになってきています。ですが、
看護教育の現場でICTを活用した授業を展開している施設はまだまだ
ごく少数なのではないでしょうか。このように幼いころから教育現場や私
生活でデジタルガジェットに慣れ親しんできた世代に対応した教育が
看護教育の現場でも今後は一層求められていくのではないでしょうか。
そこで今回の特集では、ICTについての様々な視点からの考察や、
ICTを看護教育の現場で活用している先進的な各施設の取り組みを
紹介していきます。